Problem G: エナジー・トランスポーター

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とある研究所で, エネルギー伝達用の媒体の開発をしていた. この媒体は図3に示すような特殊な物質からなる ポリマー構造をなしている.

エネルギー伝達用媒体の構造.
(–α–Ea–β–)n
図3: エネルギー伝達用媒体の構造.

図の Ea で示した部分がこの媒体のもっとも特徴的な部位の エナジーアキュムレータ (Energy Accumulator) である. このEa基は 1 kJ 幅で離散化された多様なエネルギー状態を取ることができる. あるEa基を励起させると, そのEa基のα側に結合している隣接したEa基に蓄積されている全エネルギーを β側に結合している隣接したEa基に移動させるような効果を持つ 発熱反応が引き起こされる(図4). この反応の際,励起されるEa基のエネルギーが 1 kJ 消費される. なお,ポリマーの両端に位置するEa基やエネルギー状態が 0 kJ になっている Ea基に対しては励起反応は発生しないこと, およびEa基は十分に大きなエネルギーを蓄えることが可能であることが知られている.

中央のEa基を励起させたときの反応.
図4: 中央のEa基を励起させたときの反応.

この性質を利用することでエネルギーの伝達を可能にしようと考えていたのだが, エネルギーを効率よく伝達するには各Ea基を励起させる順番が重要であることに 研究者たちは気がついたのである.

幸い,励起させる順番や回数は任意に制御できるのだが, 彼らには最適な励起手順がわからない. そこで彼らの発想の足がかりとして, 初期状態のエネルギー分布に対して 最右Ea基(β末端からもっとも近いEa基) に蓄えられうる最大のエネルギー量を計算してもらいたい.

Input

入力は複数のデータセットから構成され, 以下のような形式で与えられる.

N
C1
C2
...
CN

入力の先頭の整数 N (0 < N ≤ 60) が取り扱う問題のデータセット数であり, その後ろ 2N 行に渡って, それぞれのデータセットごとの情報 Ck が与えられる.

それぞれのデータセット Ck は以下のような形式で 2行に渡り与えられる.

L
E1 E2 ... EL

L はそれぞれのデータセットで取り扱う媒体のEa鎖の長さであり, ここで与えられた数だけEa基が直列に結合していることを意味している. その次の行の L 個の整数 Ek は, 長さLのEa鎖のうちα末端を左端に据えたときに 左から数えてk番目のEa鎖にはじめに蓄積されているエネルギー量を kJ単位で示したものである.

ここで, 0 ≤ Ek ≤ 4, 1 ≤ L ≤ 80 であることが保証されている.

Output

出力は各データセットごとに,与えられた状況下での右端Ea鎖に到達可能な 最大エネルギーをkJ単位で,整数値のみを1行で記述すること.

Sample Input

7
1
2
2
1 2
3
4 1 4
3
4 0 4
5
4 1 4 0 4
5
4 1 4 1 4
5
4 2 4 0 4

Output for the Sample Input

2
2
8
4
7
12
11

東京大学プログラミングコンテスト2008
Problemsetter: Koji Kojima